ノングルテン米粉とグルテンフリーとの違いとは?
お米はグルテンを含まないため、米粉は「グルテンフリー」と認識されがちです。しかし、その米粉にグルテンが混入している可能性があります。ここでは、ノングルテン米粉とは何か、グルテンフリー表示との違い、日本独自の基準や安全性の考え方を紹介します。
ノングルテン米粉とは何か
ノングルテン米粉とは、原料となるお米にグルテンが混入していないだけでなく、製造工程などにおけるグルテンの混入を管理し、最終製品中のグルテン混入量を極めて低く抑えた米粉を指します。重要なのは「原料」ではなく、「工程管理」と「検証」です。
グルテンフリー米粉との違い
日本においては、グルテンフリーの表示基準が設定されていません。しかし、北米など海外においては、一般的に食品中のグルテン含有量が 20ppm以下であれば表示が可能とされています。
一方、日本のノングルテン米粉では、1ppm以下という極めて厳しい基準が採用されています。この差は単なる数値の違いではなく、どの工程まで管理し、どのレベルの安全性を求めるかという考え方の違いです。

なぜ米粉でもグルテン混入が起こるのか
お米そのものには、グルテンは含まれません。しかし、以下のような製造工程で混入リスクが生じます。
- 耕作地周りの状況
- 小麦原料と共用される製粉設備
- 原料保管・搬送時の交差接触
- 米粉製造工程での混入
詳しい工程別の考え方は、 米粉にグルテンが混入する原因とは? で解説しています。
どのような人・事業者に必要か
- 小麦アレルギー・微量グルテンに配慮が必要な製品を製造したい方、購入したい方
- グルテンフリー表示のリスクを避けたい食品事業者
- ノングルテン米粉の第三者認証や制度対応を検討している方
制度・工程管理を正しく理解したい方へ
ノングルテン米粉の基準や制度については、ノングルテン米粉とは?(解説)でより詳しく整理しています。
